１１９番通報のかけ方

　１１９番をかけることは、一生のうちに何度もあることではありません。

　実際に通報するときは、緊急時なので慌ててしまい、上手に通報できないと思います。ここでは、有事の際に落ち着いて通報できるように、ポイントや手順を紹介します。

１１９番通報時のポイント

1. 落ち着いて・はっきりと・正確に、通信指令員の質問に答えましょう！
2. 火事ですか？救急ですか？の問いかけに対し、はっきりと答えましょう！
3. 消防車や救急車が向かう場所を正確に伝えましょう！
4. 現場の状況や、病人・ケガ人の状況を正確に伝えましょう！
5. 通報している方の名前と電話番号を伝えましょう！

１１９番通報の応答例（※ 通信指令員の問いかけに、はっきりと答えてください。）

救急車を呼ぶか迷ったら、、、

　長野県救急安心センター「＃7119」に相談しましょう！（※ ダイヤル回線・ＩＰ電話ご利用の方は【026-231-3021】）

　「＃7119」では、病気やケガの症状について看護師などが相談内容を伺い、救急車を呼ぶべきか、受診ができる医療機関はどこかなど、助言・案内を行う電話相談窓口です。

• 受付時間：（平日）19時から翌８時まで　（土日・祝）８時から翌８時まで
• 子ども（概ね15歳未満）の場合は「＃8000」（受付：毎日、19時から翌８時まで）へお掛けください。（※ダイヤル回線・ＩＰ電話ご利用の方は【026-235-1818】）
• 詳しくは長野県ホームページ「長野県救急安心センター（＃7119）について」・「長野県小児救急電話相談（＃8000）」をご確認ください。

携帯電話・スマートフォンからの１１９番通報について

• GPS機能付きの携帯電話・スマートフォンによる緊急通報について、発信地表示システムにより場所の特定がしやすくなりましたが、電波状況や山間部などでは場所の特定に時間がかかることがあります。（近くに一般電話がある場合は、携帯電話よりも早く場所を特定することができます。）
• 管轄する町村内からの通報でも、電波状況や場所によっては、近隣の消防本部に繋がることがありますが、発生場所（住所など）をお伝えいただければ、木曽広域消防本部通信指令室に転送されるようになっておりますので、電話を切らないようにしてください。
• 近年のスマートフォン等には、交通事故などによる強い衝撃を検知したときに、自動で緊急通報する機能が搭載されているものがあります。この機能によって、利用者が意図せず、緊急時以外に通報している事例が発生しています。詳しい内容は、「スマートフォン等の119番自動通報」についてをご確認ください。

耳や言葉が不自由な方、音声による１１９番通報ができない方

• 聴覚や発語に障がいのある方のための新しい緊急通報システム「NET119緊急通報システム」
• 「NET119緊急通報システム」とは、聴覚や発語に障がいがある方がスマートフォン・携帯電話のインターネット接続機能を利用して、ボタン操作だけの簡単操作で素早く通報することができるシステムです。
• 「NET119緊急通報システム」のサービスを利用するには、事前登録が必要となります。詳しく内容は、「NET119緊急通報システム」についてをご確認ください。