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消火器について

更新日:2023年11月30日

消火器とは?

 消火器は、火災の初期消火において、消火する人が安全・確実に消火することができるように作られた器具です。消火器には、一般住宅に設置される「住宅用消火器」と、消防法令により設置義務のある事業所などに設置される「業務用消火器」があります。

 また、消火器は、燃えているものに水をかけ、熱を下げることで消火する「冷却消火」や、燃えているものへの酸素供給を遮断する「窒息消火」の消火能力を有しているため、火災の消火に大変効果的です。

消火器イラスト

消火器の種別・分類

 火災は様々な原因で発生するため、その発生原因に対応した消火方法で消火しなければなりません。

 例えば、紙や木材などの可燃物が燃えている場合は、水をかけて冷却することで消火することができますが、天ぷら油が燃えている場合に水をかけてしまうと、水の急激な膨張により油が飛散することで、より大きな炎となり、火災が拡大してしまいます。
そのため、消火器には対応する火災の種別があるため、使用や購入する際には注意が必要です。

火災種別と薬剤と特性種別の対応表

消火器の保管・維持管理

 消火器の腐食、老朽化を防ぐため、下記の留意点に注意して設置しましょう!

消火器の保管の留意点

  • 高温・多湿な場所、雨にさらされる場所、腐食ガスの発生する場所には設置しない。
  • 通行や避難に支障がなく、直ぐに持ち出せる目につきやすい場所に設置する。
  • できるだけ風通しのいい場所に設置する。
  • 地震や振動で消火器が転倒、落下しないように設置する。

 次の画像のように、消火器が腐食または破損している場合は、破裂による人身事故の危険がありますので、使用せず、以下に記載の『消火器の処分・リサイクル』のとおり、適切に処分しましょう。

底面の溶接部の腐食

蓋(キャップ)の破損

本体の変形

自主点検のポイント

 消火器の破裂事故を防ぐため、定期的に自主点検を行い、維持管理しましょう!

自主点検のポイント

消火器の処分・リサイクル

古くなった消火器は、一般の廃棄物として処分することはできません!

 消火器の処分は、日本消火器工業会が地域の消火器販売店など連携して行っています。
 詳しくは、下記のパンフレットまたはリンク先をご確認していただき、消火器を適切に処分してください。

消火器の規格・点検基準の改正

 平成23年1月1日に消火器の規格省令の改正され、消防法令により設置されている旧規格の消火器(業務用消火器)は改正後の規格に適合しないため、令和4年1月1日をもって消火器として認められなくなりました。詳しくは、下記の図またはリンク先を参照してください。

業務用消火器

住宅用消火器

画像は(財)日本消防設備安全センターから引用

この記事へのお問い合わせ先

木曽広域消防本部 消防課 予防係

住所:長野県木曽郡木曽町福島3737番地   電話番号:0264-24-3119   FAX番号:0264-24-2929

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