平成25年度 中山道視察研修会
更新日:2023年08月09日
平成25年12月1日の日曜日に御嵩宿から伏見宿を経て太田宿まで、約16キロの行程で中山道研修会を実施しました。
当日は、朝は寒かったものの、次第に晴天が広がり、絶好の研修日和になりました。南木曽駅8時30分に集合、男性11名、女性3名がバスに乗車、岐阜県御嵩宿に向かいました。名鉄御嵩駅に到着したのは10時を少し過ぎた頃で、早速集合写真を撮りました。数分歩くと、中山道御嵩宿商家竹屋に到着しました。見学させていただいたところ、まさに商家。実用的でありながら、ところどころに洗練された作りが見られました。宿場らしいのはその周辺のみで、10分ほど歩くと、中山道は国道21号線に吸収されてしまい、街道らしい建物は殆ど残っていませんでした。
それから伏見宿までの約1時間は、ところどころに残る道標を見ながらひたすら歩きました。伏見宿は、宿場が国道21号線に貫かれて、風情は残っていませんが、古い旧郵便局が観光案内所になっており、そこで宿場について説明してもらいました。伏見宿~太田宿は車の交通量が多いため、バスで太田宿に入りました。旧太田脇本陣林家住宅は個人所有で、一部は現在も使用されているため、見学は予約が必要です。14時から案内ボランティアさんにお願いして林家、太田の渡し場跡等太田宿を案内していただき、15時30分ころ現地を出発しました。
今回の研修を終わって、各宿場には妻籠宿ほど歴史建物は残っていないものの、それぞれの案内の方が一生懸命取り組んでいることが印象的でした。
関係者の皆さん本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
歴史的建物はわずかしか残っていません。