広域汚泥処理の基本構想策定
域内で処理を完結する広域汚泥処理の基本構想策定
平成15年を目標にスクラム下水道稼動


木曽地域汚泥等広域処理基本計画

 木曽地域における公共下水道汚泥の処理については、平成15年度を目標に集約処理施設(スクラム下水道事業)を共同設置し、脱水処理を行います。
  なお、し尿、合併浄化槽汚泥及び農業集落排水汚泥について は、現在の木曽福祉行政組合の木曽環境センターで脱水までの処理を継続します。
 それぞれの施設で脱水処理した汚泥は、最終処分のため乾燥施設を設置し含水率を調整します。
 汚泥の最終処分方法の基本的な考え方は、コンポスト化(堆肥化)による再資源化を最大限図ることとしますが、全国的にもコンポストの増加が予測されますので、平成22年に、新焼却施設が稼動した場合、一般ゴミとの混焼による焼却処分も想定しています。
  汚泥をコンポスト化する施設についても、経費面からみて必要な場合には、共同設置の可能性を今後、検討していく価値があります。

 この新たな広域汚泥処理システムについては、特に次のことに留意し、策定しました。 (1)既存の木曽環境センターの施設を有効に活用することによる、投資額の軽減。
(2)汚泥の処分は、圏域内における最終処分を原則とし、コンポスト化と焼却処分のいずれにも対応できるものであること。

 現在、木曽福祉行政組合で処理された汚泥は、全量コンポスト化されています。 公共下水道は、木曽福島町、日義村、山口村で供用を開始しており、他の町村でも順次拡大・普及されていきます。汚泥の処理は、現在3町村で、移動脱水車1台で処理を行い、圏域外の業者に委託処分をしています 。
  公共下水道が今後順次拡大をしていけば、各下水処理場に固定式の脱水施設を設けなければならず、その費用は三町村合わせて約14億円の投資が必要となります。 木曽地域は、山間地であるため、汚水処理の整備体系は小規 模分散型となっています。このため各処理場単位で汚泥処理施設を設置するのは不経済であり、長期的かつ安定した汚泥の広域的な処理処分方法の確立を早急に検討する必要がありました。
 木曽地域広域行政推進会議廃棄物処理部会では、汚泥処理小委員会を設置し、木曽地域にもっとも適した汚泥処理方法について専門的な調査をコンサルタントに委託するなどの検討を行い、木曽地域汚泥等広域処理基本計画を策定したものです。
 この計画の中で、特にスクラム下水道については、平成15年稼動をを目途としているため、早急に事業実施に向けて受け皿となる母体を立ち上げ、人員を配置し、整備を進める必要があります。


将来
現状
各町村
各町村
・し尿汚泥
・合併浄化槽汚泥
・農業集落
    排水汚泥
・公共下水道汚泥
木曽環境
センター
スクラム下水道
・脱水処理 ・脱水処理
MICS事業乾燥施設
・乾燥処理
民間または
公共
将来計画
(平成22年以降)
新ゴミ焼却施設
・焼却処分
一般ゴミとの混焼
溶融スラグ再利用 最終処分場埋立
・コンポスト処理
販売
各町村
各町村
・し尿汚泥
・合併浄化槽汚泥
・農業集落
   排水汚泥
・公共下水道汚泥
木曽環境センター
移動脱水車
・脱水処理
・脱水処理
 
民間
問題点
※現在、郡外の業者に処理を委託して いますが、 1tあたり25,000〜30,000円の 処理費用がかかっています。
※また、将来的には「地域で出た廃棄物は、地域内で処理する」という流れになるものと思われます。
・コンポスト処理
販売
 

木曽環境センター