森林ボランティアリーダー養成講座が開催されました
(平成18年10月13〜29日、木曽町)

 森林整備に必要な技術・知識の習得を通して、木曽川上流域への理解者・支持者を養成することを目的とした「森林ボランティアリーダー養成講座」が、平成18年10月13日(金)〜15日(日)、27日(金)〜29日(日)の計6日間、木曽町内で開催されました。
 今回の養成講座には、下流域(愛知中部水道企業団管内)から10名、上流域(木曽郡内)から4名、合計14名の森林整備に意欲を持つ方々にご参加いただきました。
 この事業は、長野県のコモンズ支援金の補助対象事業として、木曽広域連合と長野県の連携により実施されました。

 【参考】 森林ボランティアリーダー養成講座 受講者募集要項
 
◎1〜2日目「間伐技術と安全対策」
 講師:林業・製材労働災害防止協会員
 内容:テキスト、ビデオを使って、初歩の間伐方法やチェンソーの整備、安全確保などについて指導を受けました。
 ※講義終了後、「労働安全衛生特別教育等修了証」が交付されました。
新聞記事(写真)
地元紙でも紹介されました。
市民タイムス平成18年10月14日版
(クリックすると拡大して見られます)
講義の様子(写真)
(講義の様子)
 
◎3日目「森林管理の基礎」
 講師:林業大学校教授、木曽農林振興事務所職員
 内容:午前中はきのこや樹木についての講義、午後は木曽農林振興事務所職員3名による指導のもと、全員がチェンソーを使用して伐採を模擬体験しました。皆さん初めてということもあり、この日はまだチェンソーを恐る恐る操作していました。
採集したきのこを調べる(写真)
(採取したきのこを調べる)
 
伐採の模擬実習(写真)
(チェンソーを使った伐採方法の模擬実習)
 
◎4日目「樹木学」「林産物の基礎知識」「使用器具の手入れ」
 講師:林業大学校教授、木曽農林振興事務所職員
 内容:午前中は樹木について、特に木曽郡内に多く見られるものを中心に標本を使った講義が行われました。午後からは森林で採取できる木材、枝、葉、骨、羽、石等を利用した楽しみ方と、鉈(なた)の研ぎ方、チェンソーの手入れ法、目立て法等の実技を学びました。 
なたの研ぎ方(写真)
(鉈の研ぎ方)
 
チェンソーの手入れ法(写真)
(チェンソーの手入れ法)
◎5日目「森林の状況とこれからの林業施策について」「立木伐採」
 講師:長野県林業総合センター特産部長、木曽農林振興事務所職員
 内容:午前中は森林の状況や今後の施策等について講義が行われ、午後は立木伐採と「かかり木」の対処法について実地訓練を行いました。今回初めて実際の立木を伐採するということで、皆さんかなり緊張されていましたが、立木が倒れると歓声が上がりました。「かかり木」とは、伐採しても他の木に引っかかってしまって倒れない木のことで、参加者の皆さんもかかり木の処理に四苦八苦しながら、森林の中でチェンソーを持って作業する労力の大変さや木を倒すことの危険性等について学びました。 
立木伐採(写真)
(チェンソーを使った立木伐採)
 
倒木の瞬間(写真)
(倒木の瞬間)
 
◎6日目「緊急時の対応法」「森林ボランティア概論」
 講師:木曽消防署員、木曽広域連合職員
 内容:午前中は、人工呼吸や心臓マッサージ、AEDによる蘇生方法、山林内での応急担架の作成方法、手足の止血方法、蛇や蜂の被害にあった場合の対処方法等、救急救命法を中心とした応急処置についての講習が行われました(終了後、「普通救急救命講習受講証」が交付されました)。午後は、森林ボランティアリーダー養成の目的について再確認していただく意味もあり、木曽広域連合職員より本講座開催の経緯や木曽地域の森林・観光施策の概略を説明しました。最後に、木曽広域連合副連合長の田上上松町長より、本講座の受講証が参加者全員に手渡されました。
AED使用の様子(写真)
(AEDを使った救急救命法の様子)
 
閉講式(写真)
(受講証の授与)
 
 受講生の皆さんからは「初めて経験したリ学んだりしたことが多く有意義な学習だった」など、多くの感想をいただきました。
 今回受講された皆さんには、今後木曽地域で行われる植樹祭や森林整備活動に参加いただく予定です。
 
【担当課】 木曽広域連合地域振興課