一般家庭での生ごみの堆肥化リサイクルが始まりました
〜寝覚・栄町地区(上松町)でモデル事業開始〜

 上松町では平成17年5月10日(火)より、寝覚地区と栄町地区で、生ごみの堆肥化によるリサイクルを開始しました。この事業は、上松町と広域連合、堆肥化業者、対象地区の住民の皆さんの協力によって実現したものです。
 
 概要は、各家庭において生ごみの分別に協力していただき、生ごみを堆肥化する過程で分解され土になる生分解性の専用ごみ袋に入れてもらいます。各家庭からの生ごみは、可燃ごみと同じ日に各地区のごみステーションに設置されている生ごみ専用の回収ポリバケツに入れていただき、その後収集され、同町にある民間の堆肥化施設で堆肥化して有効利用します。

※右写真は収集作業の様子。各収集場所に専用バケツがあり、町が収集しています
 


 現在生ごみを含む可燃ごみは、当連合の南北クリーンセンターにて焼却処理しており、焼却後の灰や残さについては、東信地方まで運搬し埋立処理を行っていますが、収集コストを除いた処理コストだけでも1トンあたり3万円もの経費がかかっています。この処理経費については町村からの分担金、つまり皆さんの税金から支払われている状況であり、住民の皆さんに大きな負担をかけている状況です。また、現在埋め立てている最終処分場の寿命も残りわずかであり、問題になっています。

 この事業では、可燃ごみの2〜3割を占めている厨芥類つまり生ごみを堆肥化リサイクルすることで可燃ごみの減量を図ります。可燃ごみが減量することにより、ごみ処理経費の削減と最終処分場の負担軽減が期待できます。
 実際に事業系の生ごみ堆肥化については、平成15年度から上松町をはじめ木曽福島町や大桑村で始まっており、平成16年度の実績ではおよそ170トンの生ごみが堆肥化、可燃ごみの減量に繋がっています。特に参加企業の多い上松町においては、生ごみの堆肥化量134トンと、町の可燃ごみの減少量134トンとが一致しており、生ごみの堆肥化が可燃ごみの減量に大きく影響しています。


※左は堆肥化プラント内部の写真

(上:手前から生ごみを投入し、順次撹拌しながら、奥に向かって切り返しを行い、堆肥となります)

(下:生ごみを原料【種となる堆肥】と混合しているところです)


 
 
 モデル事業は始まったばかりですが、回数を重ねるごとに生ごみの回収量・袋数は増えており、試算では6割近い世帯参加率であると思われます。
 今後はより参加・協力していただける世帯を増やしていくためにPR等の活動を続けていきたいと考えています。また今回は、モデル事業という位置付けであり、対象エリアも上松町の一部ですが、今後はモデル事業を検証しつつ、収集方法や経費等の問題を検討し、順次他地区、他町村への拡大を図っていきます。
 

【担当課】木曽広域連合環境課