私たちは、豊かな森林を誇りとし、これと関わり合いながら生活を営んできました。この木曽の雄大な大地は将来も私たちとともにあります。自然環境を保護・保全する働きかけと、持続的発展が可能な自然との関係を築くことによって、木曽の大地は、これからも豊かさを実現するための最大の資源であり続けていくことができます。
木曽を語る時、古くから交通の要衝として交流を広げ、発展を遂げてきたことも見逃せません。交流は産業を活性化させ、耕地に恵まれないこの地域が多くの人口を支えるのを可能にしてきただけでなく、地域社会の誇りとなる固有の優れた文化や伝統産業の歴史に磨かれた技術を生み出すきっかけとなってきました。
21世紀初頭には地域高規格道路である権兵衛峠・姥神峠道路(伊那木曽連絡道路)をはじめとした交通基盤が整備されます。また、大容量、双方向の高度情報基盤も時を同じくして整備されます。これらにより、他地域
とのアクセスは飛躍的に向上し、新しい交流の道が拓かれていきます。
私たちの希望と自信に満ちあふれた将来は、新しい交流基盤を積極的に活用し、全国、世界へと交流を広げ、固有の技術や文化を磨いて豊かな木曽地域を創造していくことを、一人ひとりがめざし、努力することによってもたらされます。
また、木曽地域は緑とともに生き、訪れる人々の安らぎの場としての役割を果たしてきました。これからもこの担い手として、積極的に日本をリードしていくことが求められています。
このため、緑豊かな自然の中で、人々が交流し、そこから新たな文化や産業が生み出される「みどりの交流・創造フィールド」をめざし、次の五つを具体的な将来の姿として実現を図っていきます。
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1 優れた景観を形成し、快適な生活空間を提供する「美しさとやすらぎを感じる木曽」
2 交流の基盤を整備し、交流を促進する「交流・連携を広げる木曽」
3 伝統の上に新しい技術・産業を創造する「創造力にあふれる産業が伸びる木曽」
4 訪れる人々に優れた余暇空間を提供する「自然や文化を活かす観光リゾート木曽」
5 自信に満ちあふれた人と地域をつくる「一人ひとりの個性が輝く木曽」 |
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みどりの
交流・創造
フィールド
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美しさとやすらぎを
感じる木曽 |
1 自然や歴史的資源を生かした景観形成
2 安らぎを感じる生活空間の形成
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交流・連携を
広げる木曽 |
1 交通網の整備
2 情報ネットワークの形成
3 多様な交流の促進
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創造力にあふれる
産業が伸びる木曽 |
1 新産業の育成
2 木材産業の活性化
3 新分野へ展開する伝統産業
4 活力ある農業の育成
5 観光・リゾートとの連携
6 建設関連産業の活性化
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自然や文化を活かす
観光・リゾート木曽 |
1 広域観光推進組織の設立
2 自然を活かした観光地づくり
3 歴史と文化を活かした観光地づくり
4 新しい魅力の創出と発信
5 リピーターの確保
6 圏域を越えた広域観光の推進
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一人ひとりの個性が
輝く木曽
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1 生涯学習の充実
2 人的交流ネットワークの強化
3 ボランティア活動の促進
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