平成18年第3回(8月)定例会 連合長行政報告要旨
連合長による行政報告は次のとおりです。
おはようございます。大変暑い日々が続きましたが、ようやく涼しくなってまいりました。
本日は月末のお忙しい中、8月定例議会にご参集いただきありがとうございます。
7月15日から降り続いた豪雨は、県内で死者12名を出すなど、近年にない被害を受けました。幸い木曽地域では人的被害は無いものの、道路、河川をはじめ大きな被害を受け、各町村におかれましてはその対応にご苦労いただいているものと推察申し上げます。当連合の施設におきましては、木曽町日義神谷地区において土砂崩落があり、ケーブルが切断され、その仮復旧の費用を専決処分させていただきました。
さて、8月6日に行われました県知事選挙において、新人の村井仁氏が当選され、9月からその職を担うこととなりました。新人が当選されたということは、県民が田中県政からの転換を願っての結果だということは、言うまでもありません。報道によりますと、経営戦略局の廃止など組織の見直し等が行われるようでありますが、1日も早く県民の目線に立ったわかりやすい県政になること、また町村との対話を重視した県政を行うということで大切でありますので、活力ある地域づくりに取り組まれるよう期待するものであります。 |
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また、国においてはポスト小泉がいよいよ本格化し、3候補の論戦も行われております。世論調査によりますと次期政権で取り組んでほしい課題で最も多かったのは「年金・医療制度改革」であります。抽象的な論争に終わることなく、年金不安の解消や医療制度の将来像など、より具体的な政策論争を期待するものであります。
次に、名古屋城本丸御殿復元御用材の斧入れ式が、去る8月22日に上松町灰沢の国有林内で行われ、連合長としてご招待をいただき、各町村長の皆さん、議長会長ともども参加をさせていただきました。復元事業は平成20年から15年間をかけるという大きなプロジェクトです。総面積3,000u、使用材料1,600立方メートルと推定されております。いままで民間での活動はあったようでありますが、木曽地域全体として関わる問題でもありますので、8月10日に名古屋市長を訪れ、今後の木材使用等についてお願いをしてきたところであります。今後、行政・民間等による実行委員会を組織し窓口を一本にして、要請すべきこと、また協力できること等検討していこうと考えております。
次におんたけ交通の件であります。総額15億円で増資が決定になりました。この間、運転資金の上乗せについて再三交渉してまいりましたが、増資の中での上乗せは極めて難しく、おんたけ交通でも早期に借入金を返すことにより利子負担を抑えられるということもあり、別途交渉することといたしました。詳細な報告は、全員協議会で申し上げます。
次に、この間の連合の事務事業について申し上げます。
(地域振興課関係)
●上下流交流関係では、本年度からの新たな交流として、名古屋市上下水道局との連携が始まりました。名古屋市では毎年、浄水場を開放しイベントを開催しています。当広域連合では6月と8月の2つのイベントに、物品販売や木工体験のブースを出して参加をし、交流を深めることができました。
●木曽地域振興構想改定のため、木曽地域振興会議を立ち上げました。8月18日には戦略会議、23日には委員会、それぞれ第1回目の会議を行っております。またこれに併せ、ふるさと市町村圏計画の見直しも同時に進めてまいります。
●スポーツ振興基金の平成17年度の給付は、6月に最終審査を行い、延べ人数で個人65名、団体5名に給付されています。平成18年度からは給付要綱が改正され、年間予算内での給付とすることとなり、定額給付から基準額内での給付とすることとなりました。
●日本風景街道事業の木曽郡の体制として、木曽風景街道推進協議会を7月5日に設立いたしました。設立には、木曽郡と塩尻市合わせて民間の30団体が参加をしております。今後協議会は、制度の状況をみながら情報交換を行い、活動をして行きたいと考えております。また、7月24日に日本風景街道戦略会議の委員が木曽にモデルルートの視察に訪れることになっておりましたが、災害のため延期となりました。改めて日程が設定される予定となっております。
●地域高度情報化施設整備事業につきましては、平成18年度分として、繰越事業を含め9本の工事を予定していますが、木曽町第3期工事分の交付金と、木祖村、王滝村分の過疎債特別枠の決定を受け、この後の本会議でご審議をいただきますが、これで本年度分の全ての工事発注が行われる状況となりました。心配されていた事業の遅れにつきましては、中部電力さんのご協力により、共架の許可を申請どおり行っていただける見通しとなり、大幅な遅れは回避できる状況となりました。
放送、通信サービスの提供につきましては、木曽町日義地区と木曽町新開の一部に引き続き、9月から上松町で開始されることとなりました。その他の地域につきましても、早期のサービス提供を目指し精力的に工事を行っているところでございます。
(厚生課関係)
●平成17年度の介護保険の給付状況については、給付全体の当初見込み額に対して89.8%の実績となっています。このことから、繰越金9505万6千円のうち、国と町村に対しての負担額の返還が8568万9千円という結果となり、本日上程する補正予算において、平成17年度末及び決算で確定した繰越金のうち1000万円を加え、支払準備基金投入総額は約8900万円となりました。
3ヶ年の給付実績は、国の示すシミュレーションでの伸び率15%に対して13.4%にとどまり、第1号被保険者1人あたりの給付額も、国の示す219,900円に対し、211,134円と96.1%にとどまる形となりました。これらの3ヶ年の経過を分析しますと、木曽地域においては、町村合併により楢川村、山口村の被保険者が途中で減った点が第一に挙げられますが、第1号被保険者に対する認定者数の割合が全国平均15.7%に対し、木曽地域は16.5%と多い数値を示しているにもかかわらず、認定者における施設利用・居宅サービス利用が全国より低い状態という結果がうかがえます。本日資料として、第2期事業計画の結果をまとめたものを配布しましたので、参考にしていただきたく存じます。
今年度より始まった、地域密着型介護サービスの施設指定等については、県ではなく保険者が行うこととなり、現在各事業者からの申請、問い合わせがされています。このような状況下で、第3期事業計画で予定していた施設数を上回ってしまうことから、事業計画の見直し等も含め、事業計画策定懇話会の設置も必要となっている状況です。今後においても情報の収集や住民に対する広報を実施し、円滑に事業運営をしてまいりたいと考えています。
(環境課関係)
●南部クリーンセンターの旧焼却炉の解体撤去工事は、国からの財産処分の承認が当初見込みより遅れたことと、多くの解体業者の指名停止措置等があり、予定より工事の発注が遅れていましたがようやく目途がつき、工事監理と工事の発注をする運びとなりました。
解体工事は約4ヶ月間かかる予定です。また、解体後の跡地には、リサイクルストックヤードを建設する計画ですので、工期に遅れが無いよう進捗していきたいと考えています。
●生ごみ堆肥化事業は、収集世帯の拡大を図り実施していますが、4月から7月までの4ヶ月間で116トンの実績をあげています。また、この間のごみ量も237トンと大きく減量していますので、生ごみの堆肥化による減量効果が極めて大きいと思われます。
今年度は、北部町村でも生ごみ堆肥化モデル事業を計画しており、更なるごみの減量化を推進し、将来計画している統合炉へと繋げていきたいと考えています。
●7月の豪雨では、県内でも諏訪地域をはじめ多くの被害が出ましたが、塩尻市の楢川地区でも河川の氾濫による床上浸水等の被害が出たため、塩尻・朝日衛生施設組合から奈良井地区の災害ごみの受入要請がありました。このため、北部クリーンセンターで可燃ごみと不燃ごみ併せて8トンを処理しました。
次に本日の提出議案であります。
●決算認定についてですが、平成17年度は楢川村が塩尻市へ編入合併し、木曽町の旧4町村が新設合併したことから、構成町村が10町村から6町村に減少し、分担金負担率について見直しを行わざるを得なかったこと、平成19年度までの3ヶ年で、総事業費約40億円の木曽地域高度情報化施設整備事業に着手したことが大きな事柄でした。
決算及び審査内容につきましては、後ほど詳細なご説明を申し上げますが、8月22日には監査委員から講評をいただいたところです。ご指摘の点につきましては、早急に改善を図っていきたいと考えております。
●補正予算関係では、一般会計で文化公園の音響施設改修工事、特別会計で情報事業での災害復旧費の計上が主なものであります。
●契約関係につきましては、情報事業が3件と南部クリーンセンターの旧焼却炉の解体工事に伴うものが1件です。
詳細につきましては、各担当から申し上げますので、ご審議の上ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
ここで、誠に残念なことでありますが、職員の懲戒処分についてご報告しなければなりません。
8月29日付で、消防署消防司令長53歳を停職2ヶ月の懲戒処分といたしました。理由は、年次休暇の無届・実態の無い代休取得により、無断欠勤を繰り返したものです。
また、上司の消防本部消防監57歳を監督不行き届きにより、戒告処分といたしました。
公務員の倫理が問われる中、管理職たるものがこのような処分を受けることは、誠に残念でなりません。昨日は管理職を集め、今後職員一同地方公務員という原点に立ち返り、今一度気を引き締め職務にあたるよう訓示したところであります。
住民の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことに、深くお詫びを申し上げるとともに、二度とこのような事態を起こさないよう気を引き締め職務にあたるよう指導していくことを申し上げ、ご報告させていただきます。
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