うるしの木の幹を傷つけることによって得られる大変な貴重品のうるし。そのうるしを使って作り上げる木曽に伝わる伝統工芸品です。現在の木曽漆器はスプーン・箸・コップ・皿などの木曽塗食器から、時計、ガラス細工、マウス(コンピュータ製品)、オリンピックで使用されたメダルなど様々な素材の物があります。
風通しが良く、水に濡れると木肌がしまることから、日笠と雨傘兼用として農耕用に作られてきました。また、ヒノキの特性である軽さと、美しい網目が生む心地よさが人気です。(県指定伝統的工芸品)
手挽きで作られる櫛は親子三代まで使えるほど。髪の艶も自然に増すといわれます。(県指定伝統的工芸品)
美しい艶と安心感のある芳香、そして水に強いヒノキ。ヒノキで作られた風呂道具は清潔感があり、薫りも良いので現在でも数多く使われています。お土産に喜ばれる暮らしの道具も豊富です。(県指定伝統的工芸品)
ろくろ細工は原木を荒削りし、ろくろで回転させながらカンナで挽いて美しい木目を際立たせるよう仕上げる伝統技術です。ケヤキ、トチ、センノキ、カツラなど木目の美しいものを椀や盆に仕上げます。完成品は木目が美しく、手触りが良いのが特徴です。(国指定伝統的工芸品)
曲物(まげもの)とは木の薄木を円形や楕円形に曲げ、合わせ目を桜の皮で綴じた物です。薄くて剥ぎやすいヒノキの特徴を活かした曲物は、独特の木の香と清潔感が人気です。(県指定伝統的工芸品)
樽、寿司桶や風呂桶。木曽の銘木コウヤマキ、サワラ、ヒノキで作られる逸品は、簡単な手入れさえ怠らなければ何代も使えます。
ヘギ板は手作業で薄くした板の事で、一口で言うと自然の凹凸のある削りのない板で天然うづくりとでも言いますか(たまには厚い部分の裏側を削る事は有りますが見える所には出さない様に使う)木の繊維を傷付けていないから何十年経っても、つやが良い美しいものです。手仕事ならではの杢目(冬目)が浮き出ます。
小林へぎ板店(上松町 ⇒地図はこちらをご参照ください)ホームページhttp://hegiita.jimdo.com/実演動画http://www.youtube.com/watch?v=d4fYJLaVTPI
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