妻籠宿 ‐つまごじゅく‐

妻籠宿から馬籠宿まで2里、宿の延長は2町30間。宿内は問屋2・本陣1・脇本陣1・旅籠31となっていました。
妻籠は文献によると中世から宿として利用され、木曽路から飯田へ抜ける追分になっていました。
さらに慶長6年(1601)、徳川幕府による中山道宿駅制定の折には妻籠宿として指定されました。
現在の状況
 | 全国で初めて古い町並みを保存した宿場町で、現在、国の重要伝統的建造物群保存地区(昭和51年)に選定、「郷土環境保全地域」(昭和56年)の指定を受けています。国道はここから大きく西側にそれ、妻籠宿から馬籠峠へ向かう道はひっそりとした趣のある道となっています。枡形の町並みの中は古い建物が残され、常夜燈や水場も宿場の面影を偲ばせています。高札場も復元され、江戸時代の民家(熊谷家)も残っています。
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所在地
長野県木曽郡南木曽町
中山道 木曽路 十一宿場