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未来に伝える炭焼きの技~野口利一さんを訪ねて~

登録日:2005/02/22

昔は木曽谷の至るところで見られた炭焼き。その炭焼きを復活させようと頑張っている人たちが木曽には沢山います。今回は、木曽福島町黒川の野口利一さんが班長を務める炭窯を訪ねました。

未来に伝える炭焼きの技~野口利一さんを訪ねて~

炭出し

気温-10℃と冷えた朝。木曽福島町黒川にある炭焼き小屋に集まったメンバーの一日はまず炭出しから始まります。「1回に220~250kgは焼けるね。材料はコナラだよ。」次々に炭窯から炭を取り出していきます。

材料の詰め込み


空になった炭窯にコナラの材を詰めていきます。「長さは1m5cm。昔は3尺5寸といったがね。これをうまく詰めていくのがなかなか難しいね。奥には割った木を、手前には太い丸太を並べるんだよ。」橋渡義治さんと木村敬蔵さんは、次々と材を並べて、上部の空間にも短い材で隙間なく埋めていき、瞬く間に窯はコナラでいっぱいになりました。

焚き口作り

詰め込み作業の横では、清水繁雄さんが窯の入り口をふさぐ土に水を混ぜます。「この土を山で探してくるのが大変なんだよ。火で燃やしてもボロボロにならない土がいいんだ。」その土と煉瓦を使って、野口さんが入り口をふさいでいきます。

火入れ

炭窯手前に作った空間に薪を入れ、火を入れます。「これから1日半くらい燃やすんだよ。そのあと口を塞いで2日間炭化させて、最後の仕上げに”ねらし”をするんだ。このねらしが固さなど炭の良さを左右する大事な作業でね。ねらしは煙が煙突から出なくなってきたら、一気に空気を入れて、中の炭を700から800℃にすることをいうんだよ。その後、冷ましてから出すから1週間はかかるね。」野口さんが火の番をしている間も、他のメンバーは出来た炭を切って、手際よく袋に詰めていきました。

この炭窯は4年前に全てメンバーの手で作られました。「昔は黒川では、かいこ、木曽馬と炭で生計を立ててたんだ。炭焼きの技術を継承する人がいなくなると孫たちにも教えられなくなる。
これではいけないと炭焼きを始めたんだ。」と木曽製炭組合長の黒田賢広さんも語っていました。「炭は高校を卒業して10年毎年焼いたよ。作れば作るほど買ってくれるところがあったから、今の3倍は焼いてたね。炭は何回焼いてもなかなか同じようには焼けない。毎回違うからおもしろい。」と話してくれた野口さんも他のメンバーも元気いっぱいな人々でした。
焼いた炭は1kg300円程度で地元に出しているそうです。

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