ホタルの舞うふるさと木曽
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ホタルにまつわる昔話
ある寒い冬の夜のこと。若いお侍さんがご婚礼に呼ばれての帰り道、自分の家の前のお堀の上を、一匹のホタルが飛んでいるのを見て驚いた。「この雪の季節に・・・」と怪しみながら見ていると、その光がいきなりスイッと自分の方へ飛んできた。お侍さんはあわてて杖でそれを打った。が、ホタルはスイッとそれて、隣の屋敷の庭に飛んでいってしまった。
お侍はこの不思議なできごとを誰かに話したくて、翌朝隣の家を訪ねた。するとたまたま座敷に入ってきたその家の娘さんが「まあ、びっくりしましたわ。ちょうどあなたのことを考えていたところだったんで。夕べとても不思議な夢を見ました。私が飛んでいる・・・お宅の前のお堀を飛んでいる夢でした。水の上を飛ぶのが楽しくて、ずうっと飛び回っておりますと、あなたが土手道を帰っていらっしゃいました。そこであなたの方へ飛んでいって、私飛べるようになったのでお話しようと思いましたのに、あなたは私をお打ちになりましたので、恐ろしくって、恐ろしくって、今でも思い出すとこわい気がします。」
お侍さんはこれを聞くと、しばらく夕べの話はしない方がよいと考えた。話せば、この偶然のできごとが、将来お侍のお嫁さんになることを約束したこの娘を、もっと驚かせることになるだろうと恐れたからだった。
(小泉 八雲 「蛍」より)
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